ハムレット わたし的初日
待ちに待ちに待ちに待ったわたし的初日…
9/11(水)にフマレットお邪魔して来ました〜!
その前にそれまでの出来事_φ(・_・
まず、初日の9/8(日)は残念だった。
その日は友だちとグッズだけ買いに行こうと会場付近にいたんだけど、開演直前で中止のお知らせ。
チケットを握りしめていた皆さんのことを思うと、カンパニーの皆さんのことを思うと、そして何より座長の気持ちを思うととても心苦しかった。
なんで初日に?って。
でもこればかりは誰のせいでもないし自然のことだから、どこにも悲しみをぶつけられないし、悔しかったと思う。
そんな日に刹那ルツブヤキを更新してくれた風磨くん。あの丁寧で真面目な文章、ファンの気持ちに寄り添うところは完璧な座長だった。これからに期待したしますます楽しみになりました。
9/8が初日だよね。
私の中でも忘れられない歴史的な日となった。
振替公演も決まったので"初日"のチケットをお持ちの方が一人でも多く行けますように。
次の日には無事に幕が開いて本当によかった。
そして、わたし的初日の前日。
ちょいちょいレポ見る中でちくま文庫の松岡さんが訳された本。これ通りということで慌てて読み出した(゚o゚;;
それでもって、"はっ!!後半の雑誌も買うだけ買って読んでない!特にお稽古始まってからのやつ〜!"となりバタバタと読み込んだ( ̄◇ ̄;)
本はPAGESの長野行く前かな?届いて、雑誌も発売日に買ってるのに読むの遅すぎ!ギリギリ〜な感じで、結局雑誌は読んで意気込みとか想いは自分の心に落とし込めたんだけど、本は後半間に合わず( ̄▽ ̄;)
後半は"菊池風磨"のハムレットを初めてにしようと思い行くことに。
あとは、当日だと職場から直行でギリギリになりそうだったので、前日にグッズだけお迎えに。
パンフレット真っ赤ですごい。復讐って感じで。
中身も見て風磨くんの想い読んでそれだけでもう胸がいっぱいでウルウルしてた。
とってもおしゃれなぼーるぺん
なんだなんだ?どんなやつ?と思っていたら想像以上にとってもおしゃれ!
しかもすんごく可愛いっっ(//∇//)
そしてフマレットがキーホルダーに!!
最高じゃんか〜〜〜風磨くん天才!!!!!
あまりにセンスが良くて素敵だったもので、グッズ系は仕事で使わないし普段使いも滅多にしないんだけど、早速次の日から仕事で使わせてもらってルンルンだった♪(チョロい)
そしてそしてわたし的初日、当日。
仕事後に光の速さでグローブ座へ。
9/11、夕方のハムレット殿下
サッと撮って中へ。
双眼鏡申請はメーカーと外見パッと見てメモして終わりで思ったより早く終わった!トイレもいくつかあって回転が早くてよかった。
一応少しだけ化粧直ししてたら5分前のチャイムが。一気に人がいなくなったので慌てて場内へ。ワクワク…
せ、狭い!てか近っっ!!!
めっちゃびっくりした。アリーナでさえ狭いと思ってるし、TDCホールが今まで行った中で一番狭かったけども。人数的にはそれの1/3だからとにかく近くて、舞台が円形に出てるから臨場感たっぷり。
今回は1階席の上手側だったのでもう本当にドキドキしながら着席。
そして始まったーーーーー
※ここからはネタバレあり
上手くまとめられないから思いつくこと箇条書きに_φ(・_・
・本の通りだった
これが忠実に再現されていた。
台詞もそのままで本の世界が繰り広げられていた。後半も大至急読み込もうと思いました。
・初めて見る風磨くん
風磨くんがいよいよ舞台へ登場した時、お目にかかるのは約3ヶ月ぶりかな?
今回は上手だったから最初は下手側向いててしばらくそのままだから「早くお顔見たいな〜!!」と思ってドキドキ。
そしたらそれより先に台詞が。
声、話し方、立ち居振る舞いがもういきなりハムレットだった。そこにいたのは紛れもなくハムレット殿下だった。
わたしの知ってる声の話し方の"風磨くん"ではなくて、早速新しい風磨くんに出会ったのである。
そして風邪引いた時に"ゔぅっっん(語彙力)"ってやりたくなるような掠れた声で心配になったけど、そのまま話し続ける風磨くんの逞しさに感動した。
・時々見える"風磨くん"
ハムレットが亡霊に出会い狂ったふりをし始めるシーン。
出てきて花冠に裸足!土踏まず本当にない!(そこ)
そしてポローニアスからの問いかけに対して満面の笑みでの「うん!大丈夫!ありがとう!!!(*゚▽゚*)ニコッ」
ここはもうお茶目な可愛い風磨くんだった。会場も笑いに包まれて。その後もちょいちょい笑いが起きてこれが菊池風磨という差し色か〜と思い見ていた。
オズリックとのやりとりもまたおもしろい風磨くんで。少クラのスキすぎてまではいかないけどそのイメージ!笑
そのスキすぎてといえば、最新のジュニアエラでどうしてあのぶっ飛んだ風磨くんになったのか説明してたよ(笑)ちゃんと意味があったんだね(≧▽≦)
・膨大な台詞量
ただでさえほぼ出ずっぱりで大変なのにとてつもなく長い台詞、そして難しい言葉。しかもそれをスラスラ言ってたものだからすごい。本当にすごい。
台詞覚えて、ハムレットとして話して、動きをつけて…9月でも真っ白な風磨くんを見て、この夏どれだけお稽古に命を注いできたかを思い知らされた。
ワガヘヤでも一人芝居の膨大な台詞量と闘ってたけど、あれを経験した風磨くんは最強だったね。本当に素晴らしかった。
・狂ったり怒ったり
最初に衝撃的だったのが第二幕かな?ガートルードと2人きりで激しくやりとりするシーン。
そしてポローニアスを殺害して血だらけになるハムレット。この時の狂気染みた表情と動きはこれもまた初めて見る風磨くんですごかった。
そして最後フェンシングのシーンでやられて力を振り絞りながらクローディアスにとどめを刺すシーン…ここも圧倒された。バタバタとみんなが倒れ悲劇的なシーン。
・フェンシングすごい
フェンシングのシーン。今回とにかく近いので足跡もダイレクトに聞こえて。会見の時右手で頑張ったと言ってたけど、そのまま右手で戦ってて様になってた!しかも風磨くんのお尻が…!(そこかよ)
夏の暑い時に体育館の床が汗でいっぱいになるほど練習してその努力が丸ごと感じ取れてただただ胸がいっぱいだった( ; ; )
・臨場感たっぷり
肉眼でも見えるくらい近くて足音とかテーブルに乗るときの音とかもリアルで。細かい表情見たい時は双眼鏡使ったんだけど、舞台から降りて演技する時は肉眼でもはっきり表情が見えて。ライブとか握手会とかハイタッチやらで目の前で見たことはあるけどいつも一瞬の出来事だから(^_^;) だいたい一番最初と最後にいるふまけん兄さんに記憶持っていかれる(おい、ちびーず…)
そんな感じだから今回はもう長いことゆっくりじっくりと近くで拝見して「わぁ〜〜〜( ; ; )」って言葉が出なかった。
ツバが飛び交うところ、真っ直ぐな視線、表情、手の血管(気持ちわりんだよ)、後ろ姿…テレビで見たまんまだけど、それより何百倍もかっこよくて眩しくて人間な風磨くん(語彙力)がそこにいた。人気になってきている中でこういう機会があるのは貴重な経験だな〜と。
・夏のあの時の風磨くんと秋の今の風磨くん
グローブ座の劇場に入ってまず最初に思ったのはTDCホールじゃん!それのちっちゃい版じゃん!と。
ライブの時は「Sexyたちがんばれ〜!!」だけど今回は「風磨くんがんばれ!」って応援する舞台。感覚的にふまパラを思い出してた。
風磨くんにとってこの上ない3度の夏。
もう戻らないあの時の夏。
ソロライブはもうやらないかも知れないけど、今回は初主演舞台、しかも初主演にして初の外部のストレートプレイという大役で出演することが決まって。こうして舞台という形で風磨くんを真っ直ぐに応援できるこの空間、世界がふまパラと重なってエモいな〜と胸熱だった(´;ω;`)
今年は久しぶりに夏に現場がなくて、去年は24で泣きじゃくる風磨くんを見て、あの涙もまた綺麗で眩しかったんだけど。今回は初めて秋に現場があって新鮮で。
今まで春夏冬はあったけど本当に秋自体初めてだから、初めてが未だに体験できるのは嬉しいなぁと。
・わたし的感想
これは本当にただわたしが思ったこと。
他の役者さんのハムレットを見たことがないから比較できないんだけど、わたしが見た風磨くんが演じるハムレットは若くて元気でどこかピュアで。ハムレットがそこに生きてるんだけど、風磨くんらしさも見えて、時々噛んだり「んっっ」って下向いて首を振りながら言い直したりする姿を見て、その一生懸命さが素敵だったなぁと。
色々な意味で風磨くんにしかできないハムレットだと思った。
命を懸けて演じて挑むその先に風磨くんがどんなことを感じて思うのか、大千穐楽を迎えた時どうなるのか。今から楽しみ。
私もその瞬間を見届けたいと思う。
風磨くん、身体に気をつけて最後まで駆け抜けてください!!
いつも応援しています(`・ω・´)
あ、夜公演後のハムレット殿下
今回、わたし的初日を迎えられたのは友だちのお陰なのでとても感謝しています。
本当に本当にありがとう( ; ; )!!